実は60日以上フィリピンに滞在する場合、ACR-Iカード(外国人登録証)の取得が義務付けられています。(2019年時点)
この記事では、ACR-Iカードについて申請方法や費用などをご紹介いたします。
【ACR-Iカード】とは?フィリピンの外国人登録証
ACR-Iカードは、Alien Certificate of Registration Identity card の略で、フィリピンで「外国人登録証」と呼ばれます。
有効期限は1年で、フィリピン出国時には返却義務があります。
ACR-IカードにはICチップが埋め込まれていて、氏名や国籍等が記載されます。
フィリピンの取得ビザの種類によって、ACR-Iカードの色分けがされています。
・観光ビザは白
・学生ビザはアクアブルー
・労働ビザは青
ACR-Iカード 申請の対象者
ACR-Iカードは、観光・留学など滞在目的に関わらず、フィリピン国内に59日を超えて滞在する全ての外国人に申請が義務付けられています。
つまりフィリピンに、
- 語学留学で2か月以上フィリピンに滞在する場合
- 観光ビザを延長しながら、フィリピンにしばらく滞在する場合
- 駐在や現地採用でフィリピンに就職する場合
などのかたが当てはまります。
ACR-Iカード 申請のタイミング
ACR-Iカードの申請は、2回目のビザ更新と同時に申請する必要があります。
語学留学でフィリピンに2か月以上滞在する場合は、語学学校が代行してACR-Iカードの申請をやってくれます。
ただし申請へ一緒に同行するケースもあるので学校側に確認すると良いです。
英語留学でフィリピンに滞在している方はACR-Iカードは気にしなくてOKなので、学校側に任せて英語学習に集中しましょう。
フィリピンで効率的に英語を学習する方法は、フィリピンで効率的に英語を勉強できる3つの方法にまとめてます。
【ACR-Iカード】申請の仕方
ACR-Iカードの申請の仕方をご紹介いたします。
ACR-Iカードはフィリピンの移民局(イミグレーション)で申請ができます。
イミグレーション本部を始め、フィリピンの各支店でも申請が可能。
ACR-Iカードの申請 必要なもの
ACR-Iカードの申請に必要なものは、以下の通りです。
- パスポート
- ビザ延長申請書(窓口で受取可能)
- ACR-Iカード申請書(窓口で受取)
- ACR-Iカード申請用の証明写真(2インチ☓2インチ、背景は白)を1枚
- 申請費用
ACR-Iカードの申請 費用
ACR-Iカードの申請に必要な費用は、50.00米ドル+Php 500.00と決まっています。
レートにもよりますが約3,000〜4,000ペソです。
ACR-Iカードの申請 手順
ACR-Iカードの申請の手順を解説します。
- 移民局(イミグレーションオフィス)に行く
- 申請用紙に必要事項を記入する
- 受付に提出
ACR-Iカードの申請の流れはフィリピン観光ビザの更新とほぼ同じ。
フィリピン観光ビザの更新の仕方は、「最新版」SM north で観光ビザを延長する方法にまとめてます。
ACR-Iカードの発行・受取
ACR-Iカードの申請から発行までは、約2週間〜1ヶ月ほどかかります。
申請のタイミングや支店によって変わります。
【ACR-Iカード】更新について
ACR-Iカードは一度取得して終わりではなく、フィリピンで更新が必要です。
ACR-Iカードの有効期限は1年間。
そのため1年が経過する前にイミグレーションに行って更新手続きが必要です。
ただし、フィリピン出国時に空港でACR-Iカードを返却する義務があるので、取得から1年以内に日本に一時帰国する場合は更新の必要はありません。
フィリピンに再入国後、2回目のビザ更新の申請と同時に再度ACR-Iカードを新たに取得する形となります。
まとめ:【ACR-Iカード】とは?フィリピンの外国人登録証について紹介
ACR-Iカードは日本でいう運転免許証のような扱いです。
通常の生活で必要になるのは、ホテルのチェックインの際や企業ビルの入口で提示を求められる場合。
ACR-Iカードは私たちがフィリピンに滞在する上では大切な身分証明証となるので、紛失や盗難には十分に気をつけましょう。
また、フィリピンには世界有数の素敵なリゾートがあります。特にエルニドとボラカイ島がおすすめです。
詳しくは、【比較】エルニドとボラカイ、旅行に行くならどっち?(メリットとデメリット)にまとめてます。
以上、ACR-Iカード(外国人登録証)についてご紹介でした。
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